「複利効果」「資産UP」成功するための配当再投資徹底解説!

今回は、多くの投資家が実践している「配当再投資」についてお話します。配当金をただ受け取るのではなく、再投資することで得られる「複利効果」は、資産形成を加速させるカギとなります。その仕組みや効果を具体例を交えて解説していくので見ていきましょう。

投資家コーギー

管理者プロフィール

投資歴4年 投資家コーギー ほたて

目標資産1億円、年間配当金収入100万円以上

インデックス投資を中心に日本高配当株や米国株も保有中

初心者でも真似できる自身の投資法を公開しています


目次

配当再投資とは

配当再投資とは、保有している株やETFから得た配当金を現金で受け取らずに株式に投資することを指します。配当を現金で受け取らずに再投資することで株式を購入することができ、資産を雪だるま式に増やしていくことができます。

毎年1000円の配当を受け取る株式を保有している場合、その配当金でさらに1000円分の株を買い足すことで、その再投資した1000円にも配当がついてより資産を形成しやすくなります。相対性理論の発見で有名なアインシュタイン「複利は人類最大の発明」というくらい味方につけたらとても心強いものになります。複利は必ず味方につけましょう!

投資家コーギー

映画やドラマなどで借金を払っても払っても払い終わらないのは複利を敵にしているからだよ!複利は必ず敵ではなく味方につけましょう!


配当再投資のメリット

配当再投資はとても大きなメリットがあります。複利を味方につけるメリットを見ていきましょう。

複利効果で資産が加速的に増える

複利とは、「利息が利息を生む」仕組みのこと。配当再投資を続けることで、元本と再投資分の両方が次の配当を生むようになり、時間が経つほどその効果は大きくなります。私が推奨している長期分散投資はこの複利の効果を最大限に活かすことができます。

具体例:毎年5%の配当を再投資した場合

1年目100万円×1.05% =105万円
2年目105万円×1.05% =110万2500円
3年目110万2500円×1.05% =115万7625円
4年目115万7625円×1.05% =121万5506円
5年目121万5506円×1.05% =127万6281円
6年目127万6281円×1.05% =134万95円
7年目134万95円×1.05% =140万7100円
8年目140万7100円×1.05% =147万7455円
9年目147万7455円×1.05% =155万1328円
10年目155万1328円×1.05% =162万8894円
15年目162万8894円×1.05%×1.05%×1.05%×1.05%×1.05%=207万8928円
20年目207万8928円×1.05%×1.05%×1.05%×1.05%×1.05%=265万3297円

優良なインデックスファンドに投資していると過去30年をみても平均利回り5%は超えているので十分あり得る利回りになります。現在の銀行金利が高くても0.3%(PayPay銀行は条件付きで2%)なので100万円預けても20年後には109万3498円にしかなりません。どこに預けているかによって、ほったらかしでも98万5429円の差になります。現在の平均寿命が女性が87歳男性が81歳になりますので投資期間が20年以上ある人は投資をおすすめしています

投資家コーギー

現在の平均寿命が女性87歳、男性81歳になるから、投資期間が20年以上ある人は投資をおすすめしているよ!選ぶ銘柄に迷ったらこれを見て参考にしてね!

手間がかからない

証券会社の「配当再投資サービス」を利用すれば、配当金を自動的に再投資できます。手間をかけずに投資を続けたい人にはおすすめです。特にETFや投資信託ではこの仕組みが一般的です。NISA口座でも再投資型受取型があるので複利の効果を最大限に活かしたい場合は再投資型を選びましょう!

長期的な資産形成に最適

配当再投資は、時間を味方につけた「ほったらかし投資」にも適しています。投資で一番儲かる可能性が高い人1位が亡くなった人、2位が投資をしていたのを忘れていた人と言われています。人間なので持っている銘柄の株価が上下すると一喜一憂してしまいますが、私情を挟まないことが投資の勝率を上げる秘訣となります。市場が変動しても、コツコツと入金額を上げて経済的自由を手に入れましょう。

投資家コーギー

基本的に月1回くらい株価やポートフォリオを確認するくらいでいいよ!


配当再投資をはじめる

配当再投資のメリットを学んだ後は、はじめる方法を学んでいきましょう。

配当金が魅力的な銘柄を選ぶ

配当再投資を行うには配当金を定期的に支払う企業やETFを選ぶ必要があります。おすすめのポイントを紹介します。

  • 連続増配銘柄:毎年配当金を増やし続けている企業
  • 減配なし銘柄:過去に減配をしていない企業
  • 配当利回りが安定的な銘柄:配当利回りが極端に高すぎず、企業の財務が健全である企業(基準として配当利回りが4%前後がおすすめ)
  • 業績が安定している銘柄:売上高や営業利益、営業CFが+で右肩上がりの企業
  • 今後衰退しない銘柄:現在から未来にかけて、なくてはならない安定的なセクターであること(食品業界や不動産関係など)

証券会社の再投資サービスを活用

多くの証券会社では、配当金を自動で再投資できるサービスを提供しています。この設定を行えば、再投資の手間を省けます。NISA口座でも再投資型受取型があるので再投資型で設定してみましょう!※同じ銘柄への再投資になってしまうので、他の企業に投資したい場合は一回受け取ってから再投資を行いましょう。

少額からでも始める

配当再投資は少額でも効果があります。現在は100円から投資できる銘柄もあるので配当金が少額でも複利の効果を得られます。2024年12月17日時点で楽天証券が単元株が購入できるかぶミニの銘柄を50種追加しました。SBI証券も単元株購入ができる種類が多いので、まずは単元株からはじめてみましょう。

投資家コーギー

チリも積もれば山となる!複利は人類最大の発明だよ!


配当再投資を成功させるポイント

配当再投資は成功させるために注意点があります。下記事項をポイントとして配当再投資をしていきましょう。

長期的な視点を持つ

複利効果が最大限発揮されるのは長期間保有した場合です。短期的な株価の上下に一喜一憂せず、長期的に見守りましょう。投資での最大の失敗は高く買って安く売ってしまうことです。銘柄を保有したら一生保有し続けるくらいの気持ちでいきましょう。

再投資のコストを抑える

再投資には購入手数料がかかる場合があります。楽天証券SBI証券は国内株式に関しては手数料がかからないのでおすすめです。手数料が少しでもかかると、数十年後の資産額に影響してしまうため証券会社選びも重要になります。

外国株を購入する場合は約0.5%の手数料がかかる場合があります。

分散投資を心がける

特定の銘柄に集中投資せず、複数のセクターや地域に分散させることでリスクを軽減します。目安として、各セクターの割合は20%以内に心がけましょう。個別銘柄に関しては10%以内が好ましいでしょう。セクターや個別株の比率が偏ると投資している業界が落ち目の時に資産をかなり減らしてしまうリスクがあるので注意が必要です。

例:AIセクターに60%投資していて、AIバブルが終わり株価が下落した→資産をほとんで失ってしまった。

投資家コーギー

投資は長期分散投資で我が子を育てるように焦らないで育てていこう!


投資家コーギーが保有している銘柄

トヨタ自動車(7203)100株

世界のトヨタで知らない人がいないほどの有名企業ですが、2021年から5年連続増配を発表しました。トヨタが倒産する時は車がこの世からなくなるくらいのことが起きなければ考えられない筆者は思いますので、安定した運用が期待できます。

三菱商事(8058)100株

貿易や開発、生産製造など幅広く事業を展開する大手総合商社です。8年連続増配を記録し、2016年からの配当金と比べると現在は約4倍の配当金が設定されています。現在は米国の大統領、ドナルド・トランプ氏による関税引き上げが懸念されているため、株価は下落傾向ですが10年単位で見ると今が仕込み時の可能性が高いです。投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏も保有している銘柄になっております。

三菱HCキャピタル(8593)112株

オフィスビルやホテルなどの不動産ファイナンス事業や中古機械の買取、販売事業、医療機器や建設機械のリースなどの事業を行っています。現在25期連続増配を記録しており、安定的なインカムゲインを得られる銘柄になっております。


まとめ

配当再投資は、複利効果を活かして資産を効率的に増やす強力な戦略です。少額からでも始められるので、初心者にも取り組みやすい方法と言えます。複利は敵にするのではなく、味方につけて共に歩んで資産形成をしていきましょう!

投資はリスクがあり元本割れする可能性もありますので、自己判断で投資をするようにしましょう。

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