犬を飼っている人は誰しも、

トイレを教えるのが大変…。



色々試行錯誤してるけど、中々トイレを覚えてくれない…。
と、愛犬のトイレに関しての悩みを、一度は抱えていたかと思います。
この記事では、そういった愛犬のトイレの悩みを解決するための記事となっています。
私も、愛犬であるコーギーのトイレにはとても悩みました…。
しつけの本を買って読んだり、犬に関するブログを見漁ったりと、かなりの情報をインプットしてきました。
それでも、「これだっ!」とバチっと当てはまったものが、私の中ではありませんでした。



みんなにも同じ悩みを抱えて欲しくないから、自分の体験をもとに自分で書いてしまおう!
という考えに至り、この記事の執筆を始めました。
愛犬のトイレトレーニングは、正しい知識と実践で必ず良くなりますので、トライアンドエラーを繰り返しながら、ぜひ一緒に学んでいきましょう!


犬のトイレトレーニング成功ガイド!子犬・成犬のコツとステップ


犬のトイレトレーニングは、ステップ毎にクリアしなければいけない項目があります。
その一個一個を謎解きのように紐解いていくことによって、トレイマスターへの道が開けるのです!(トイレマスターってなんだよ…。)



トイレトレーニングって、子犬の頃にしなきゃダメって聞いたことあるけど本当?
そんな事実はどこにもありませんね。
確かに、子犬の頃に覚えさせるのが一番効率がいいのですが、成犬になっていても覚えられないことはありません。
しっかりと正しい知識を身につけて実践していけば、時間はかかるかもしれませんが、成犬でも立派にトイレを覚えることができると私は信じています。
実際に私の友達で、5歳のハスキーを保護した人がいます。
そのハスキーは基本的に外で飼っていたみたいで、外でしかトイレをしなかったみたいです。
ですが、根気よく向き合っていき、今では家でしっかりとトイレをするようになりました。
実際に時間をかければ、愛犬何歳になろうと覚えてくれます。
飼い主側が諦めていたら、成長するものも成長しないので、一緒に学んでトイレマスターの称号を勝ち負っていきましょう!



一緒に頑張っていこうね!


※うちのコーギーとお友達ハスキー
ステップ①トイレの場所を決める
まずは、家のどこにトイレ(ペットシート)を設置するかを決めてください。
場所のポイントとしては
- 静かで落ち着ける環境
- アクセスのしやすさ
- 清潔に保てる場所
- 一貫性のある固定位置
- 犬のトイレの好みを観察する
- 安全性と快適さ
などがあります。



場所を決めるだけでこんなに項目が多いの!?
そうなんです、意外と場所を決めるだけでも考えることが多いのです。
もちろん全て100点でなくても、愛犬が気に入る場所が一番ですので、悩みすぎないように気をつけて下さい。
場所のポイント①静かで落ち着ける場所を選ぼう
皆さんに質問ですが、トイレをするときは賑やかな場所でしたいですか?それとも静かな場所でしたいですか?



私は、音楽を爆音で流しながらいつもトイレをするから、賑やかな方がいいな。
ま、まあ、それはそれで尊重していきたいと思います…。
ですが、9割以上の人は静かな場所でトイレをしたいと答えるはずです。
ちなみに私は、静か+開放感が欲しいので、いつも家ではトイレのドアを開けて用を済ましています!(いつも妻コーギーに閉めろと怒られていますが…。)
犬には野生の防衛本能が備わっており、一番隙を見せやすい排泄をする時は特に警戒をしています。
なので、他の敵に攻撃される可能性がある場所では、排泄を我慢してしまう可能性があるのです。



愛犬のトイレの場所は人の往来が激しい場所ではなく、隅っこや廊下などの静かな一角に設けてあげましょう。
場所のポイント②犬が行きやすい場所に設置しましょう
どんなに静かな場所にトイレを設置しても、犬が行きづらい場所にあったらいけません。(これはダメという意味の「いけない」と「行けない」を掛けました、うまいっ!)
トイレというのは、体調によって行く回数などが異なってきます。
調子のいい日は特段問題ないのですが、調子の悪い日などはトイレが行きづらい場所にあると粗相をしてしまう可能性があります。
体調が良くない時は、



今日は調子が悪くて遠いトイレに行くのしんどいなぁ…。今日はいいや、近くのカーペットにしちゃお…。シャー(おしっこの音
となってしまうのです。
調子のいい時も悪い時もしっかりと考えてあげて、行きやすい場所にトイレを設置してあげましょう。
場所のポイント③清潔に保てる場所に設置しよう
意外と皆さん知らないと思うのですが、犬は綺麗好きな生き物なのです。



えっ、犬ってどろんこで走り回ってない…?そんなに綺麗好きなイメージないよ!?
確かに猫とかに比べると、全身を毛繕いして綺麗にすることは少ないです。
ですが、犬は本能的に汚れた場所を避ける傾向があるのです。
なので、汚い場所にトイレがあったり、トイレに排泄物があるのに片付けなかったりすると



ここ汚いから近づきたくないな…。近づきたくないから、違う綺麗な場所でトイレを済ませちゃお!
という考えに至り、粗相をしてしまう可能性が高まるのです。
臭いや汚れを溜めないようにするために、飼い主が頻繁に清潔を保てるような場所にトイレを設置してあげましょう。
場所のポイント④一貫性のある固定位置に設置しよう
静かで清潔な飼い主が片付けやすい場所を見つけてトイレを設置したら、すぐにそのトイレを動かさないようにしましょう。
試行錯誤をするのはとてもいいことですが、毎回違う場所に設置すると、犬が覚えてくれない可能性が高まります。
犬は足の裏の感覚(柔らかいと排泄しやすい)も大切にしていますが、一番大切にしているのは場所だと思います。
人間も家に住んでいて、朝起きたらトイレの場所がランダムに変わっていたら困りませんか?



そんな経験したことないけど、確かに困るかも。
いや、真剣に考えてくれなくて結構ですよ…。(でも、考えてくれてありがとうございます。)
私も朝起きたらトイレが全く違う場所になった経験はありませんが、おそらく毎朝続けばとても困ると思います。
人間ではあり得ないことが、犬の世界ではあり得てしまいますので、頻繁にトイレの場所を変えるのは避けてあげましょう。
場所のポイント⑤犬の好みを観察しよう
犬と言っても個体差があるので、同じ犬種でも好みが違うことがあります。
- 柔らかい(固い)トイレシートを好む子
- 土や芝を好む子
- トイレトレーを好む子
など、その子によって好みは様々です。



試してみたいけど、調べたら商品がいっぱいでどれにしたらいいかわからないよ…。
という方のために、私がおすすめする商品を紹介させていただきます。
○トイレシートを好む子には吸収力のあるものがおすすめです。
※本ページはプロモーションが含まれています
個人的に、安くて薄いのはおすすめしていません。



毎日取り替えるものだから、そんな高いの私は使えないわ…!!
私も通ってきた場所なので、その気持ちもよく分かります。
ですが、実際に犬を飼ってみると薄いトイレシートではダメな理由が見えてきます。
うちのコーギーでさえトイレをすると、



えっ!?この排泄量、今日の僕のより多くない…?
と驚くことも珍しくありません。(写真をみなさんに見せたいのですが、コンプライアンス的に載せるのは控えます…。)
12キロの中型犬であるうちのコーギーでさえ驚きの量なのですから、もっと体の大きい子だと排泄量の見応えもすごいでしょう。
ちなみに、先ほど紹介したお友達ハスキーは、うちのコーギーの一回り立派なう○ちをしていました。笑
トイレシートが薄いと、おしっこが貫通したりう○ちがこぼれ落ちたりする可能性があるのです。
場所のポイント③でも書いてある通り、犬は清潔な場所を好むので毎日の快適なトイレライフのために妥協しないようにしてあげましょう。
○土や芝を好む子には、人工芝のお手入れが簡単なものがおすすめです。
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余談ですが、うちのコーギーは小さい時に、いたずら防止で網目状の蓋がついたトイレトレーを使用していました。
※どんなトレーを使っていたかを知りたい人は、こちらに載せていますのでご覧ください。
網目状の蓋がまた厄介で、ここにう○ちが入り込むと掃除がとても大変なのです。
でも蓋がないとトイレシートを引っ張り出して遊んでしまうし…、と結構悩んだ記憶があります。
結果的にう○ちの掃除が重荷になり、トイレトレーは卒業してトイレシートだけを置くことにしました。
まあ、トイレシートだけにしたはしたで、帰ってきたら散乱したりと、違うことに頭を悩ませる日々になりましたが…。笑
網目状の蓋がついたトイレトレーを買う際は、毎日う○ちと格闘することを覚悟して買いましょう!



今ではトイレシートで遊ばなくなったし、少しは大人になったかな?嬉しいような寂しいような…。
犬のトイレの好みは変わってしまうため、変化を見逃さないようにしよう


犬は成長とともに、トイレも含め好みが変わっていってしまいます。



えっ、せっかくステップに沿って、トイレの場所と素材を決めたのに!?
そう驚くのも無理ありません。
試行錯誤し、お金や時間を使ってやっと愛犬の好みのトイレを作れたと思った矢先に、好みは変わってしまうなんて言われるのですから。
でもこれは、変えられない現実なのです。
うちのコーギーも、トイレトレーを買ってトイレの場所を決めた当初は順調にトイレをしてくれました。
ですが、ある日急にそこでトイレをしてくれなくなったのです。
きっかけとなったのは、体調を大きく崩した日があってからですかね。
体調を大きく崩したため、トイレ自体をあまりしなくなりました。
たまにトイレをするときは、当初あったトイレの場所でしてくれたのですが、回数は限りなく少なくなってましたね。
当時のことを思い出すと、そんなに遠くないトイレに行くのもしんどかったんだと思います。
そこから、
- どうしたらトイレに行きやすいか
- 体がしんどくてもしやすいトイレはどんなのか
- 寝床とトイレをどれくらい離したらいいか
など、完全に愛犬ファーストで考えるようになりました。
しっかりと愛犬と向き合ったことにより、今まで



トイレシートは安いのでいいんじゃない?トイレトレーもこんなのでいいや。
と、自分のことしか考えていなかったり、何も考えずに選んだりしていた自分に気づきました。
「いなくなってからその人の大切さに気づく」とよく聞きますが、それと同じで「愛犬の体調が悪くなってから自分の愚かさに気づく」という感覚でした。
今元気で生活していることは、とても素晴らしいことなのです。
その日常に慣れすぎて見失ってしまうこともあると思いますが、その時は原点に立ち返ってみましょう。



次は、どこにトイレ置いてもらおっかなー!
まとめ:子犬でも成犬でも愛犬と一緒にトイレトレーニングを楽しもう


これまでトイレトレーニングについて説明してきました。
要点をまとめると
- 愛犬の好みに合わせる
- 飼い主が清潔にしやすい環境にする
- 愛犬の好みが変わったら対応する
の3点がとても大事になってきます。
これは一回でスッと決まるようなものではないので、いろいろ試してみてください。
ここで大事になってくるのが、



愛犬と一緒にトイレトレーニングを楽しむこと!
に限ります。
確かにしつけというのは時間がかかりますし、大変なことも多々あります。
ですが、これを辛いと思ってしまうと、上手くいくものも上手くいかなくなっていまします。
愛犬と一緒にいられる時間は思ったよりもずっと短いです。
しつけの時間も楽しい思い出として、一緒に共有していきましょうね。
以上、この記事が誰かの参考になれば幸いです。
また別の記事でお会いしましょう!


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